からまわり

王様の耳はロバの耳/ゆいごん/心まとまらない/注:(マイナスオーラあふれる内容かもね)

学生時代

今朝また障害の処置を行った。半分寝ぼけながらトイレに拘束され昔はどうだったかなぁと思いだそうとしたがはっきりとは思い出せなかった。

 

そう私は学生時代がとても長かった。

 

さいころは入院もしたがそれほど学校を休まずに済んだので学年違いになることはなかったが、高校卒業してまず宅浪1年。

そしてある意味念願の理工学部に入ったのだがそこで出会い、国家資格取得のために再入学するべくいわゆる仮面浪人。

大学4年の卒論はほとんど先輩に完成させてもらって卒業したものの受験は失敗。

後期日程のところには受かったのだけれど前期日程で受けた大学にやはり通いたくて再浪人。

既にいい年であるが父親にそうだんすると仕送りを続けてくれるという。

父は地方出身で高校卒。日本を代表すると言っても良い大手上場企業に勤めていたがやはり学歴がない父は現場で昇進とはあまり縁がなかったようだ。

ただ設計の図面を自宅に持ち帰って考えていたり、小さいころはそういう父を見て人の役に立つ仕事をしているんだなと尊敬したものだった。

話が反れたが簡単に言えば実家はいわゆる一般家庭。金銭的な余裕はほとんどなく私学に4年も通わせ仕送りまでしてくれていたのだから、貯蓄もほとんど使い果たしてしまっていたのではなかったのだろうか。

 

ところが父はやってみたいんだろ?と一言で許可してくれた。

既に父が他界して10年近く経ってしまったが私が挑戦してみたいということを全力で応援してくれたのだと思う。言葉にして感謝をもっと表しておけば良かった。

 

浪人すれば必ず受かるとは限らないし生活費以外にも費用はかかる。

一つずつ解決すべく手伝ってもらい、自分が予備校に通いながら夜は教えるという生活を1年弱おくったことになる。

今考えると体力もやはりあったのだろう。そこまで苦も無く仕事、勉強と行う事が出来、翌春見事に合格。さらに講師業のスキルも多少身に着きその後の生活費を得るためのとても重要な練習ができたと思う。

 

そしてそこから6年間。途中休学2年間があったので結局6-3-3-1-4-1-8という超絶長い学生時代を過ごしたことになったわけである。